10月3日(金)【499回】遊びを本気で
- 学習支援&子ども食堂 パワーアップ塾

- 10月3日
- 読了時間: 3分
こんにちは。講師Kです。
この仕事を始めてからというものの、
生徒とは勉強だけではなく遊びもやったりします。
自分が学生の頃にやっていたトランプやボードゲームなら
長年培った感覚で参加できますが、
初見・流行り物などは雰囲気で参加をします。
それでもそこに勝敗が付くものなら、どう勝つかを考えるのが好きです。
”遊びだからこそ本気でやる”。タモリさんの言葉だったかな。
本気でやれれば、手加減の上手いやり方も自然と身につきます。
・・・、決して負けた時の言い訳とかではないですよ。笑。
今日はそんな、「遊びを本気で」がテーマ。

「勉強が苦手だ!」
「算数難しくてわかんない!」
「漢字の読み書きヤダ!」
「英語の発音とかわけわかんない!」
なんて学生、多いですよね。
確かに、勉強は難しくて興味ない事も往々にしてあります。
そんな学生でも、得意なことや好きなことがありますよね。
何かに詳しい、その分野において他の子より熱心になるものが。
私講師Kは小学生の頃宇宙が好きで、
宇宙の事を調べて自作ノートにまとめていました。
誰に見せるわけでもないんですが、そういうものはみんな持っているはず。
ただ、そうやって好きを探究していけばいくほど、
やたらと難しいワードが出てきたり、途方もない数値や単位が出てきたりします。
そして膨大な情報を隅から隅まで書かず、自分が「へぇー」と思ったところを強調して書きます。難しい漢字もなんとか書けるように練習したりも。
これ、学校でやる様々な勉強方法が詰まっているんですよね。
ノートをまとめ、読めない漢字を調べ、資料から適切な情報を切り取る国語力。
数値をみてサイズ感か分かる数学力。
それがどんなもので出来ているかの理科や化学力。
海外の人がまとめたものを読むなら英語力。
博物館や美術館に行って、その時代や場所に思いを馳せるには社会や地理力。
昔の人が詩や歌にしていて聞くのなら音楽力。
模型作成や実験を行うには図工・技術力も必要ですね。
最近だと、ネットで情報を得るのならPCやスマホで調べる情報力もあるでしょう。
わざわざ文章にしているから長く感じますが、
これらを”興味がある・好き”で自然と行っているのですから、
人間の知的好奇心というものは侮れないものがあります。
これらを全部勉強に向けて欲しい、という酷な話ではなく、
これらを自分の知的好奇心内で培っている訳ですから、
その手札の多さを、少しづつ勉強に対して発揮してみると、
嫌っていた勉強も少しずつ理解できる・・・のかもしれません。
「遊びや趣味を本気でやる。」
これを実践するには”色んな余力”が必要なんですね。

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