6月27日(金)【第443回】自分を支える言葉
- 学習支援&子ども食堂 パワーアップ塾
- 6月27日
- 読了時間: 3分
こんにちは。講師Kです。
今日6月27日は演説の日だそうです。
演説とは、議会や民衆などの前で自らの主義、主張を話すこと。
演説という表記は造語で、福沢諭吉が”演舌書”を「舌ではなく説に改める」としたことが由来だそう。

トークテーマ”演説”はさすがに引き出しに無いので、
今回は私、講師Kが気持ちを動かされた言葉をいくつか紹介したいと思います。
運動の第三法則。前に進むには、何かを後ろに置いていかなければならない。
映画/インターステラー/台詞
運動の第三法則になぞらえ、未来に進むために現在に置いていかなければならない物や気持ちを表現した台詞。
同じ環境に居続けることは心地いいですが、それを置いて更に先に進みたいときにこの言葉を思い出します。
関係性の中に、あたし達の可能性があるというのが真理なら、他人サマに関われる範囲なんて極くわずかであるというのもまた真理。あんたが居ても居なくても、あたしの生き難さに変わりはないし、しかしそれでもあんたに居て欲しいというその想いを毛布一枚、ミカン一袋に託す時、それはもはや「祈り」だ
書籍/いのちの女たちへ 著:田中美津
学習支援を行うと、様々な児童と様々な期間を共にします。数回授業で会って終わりの児童もいれば、少し前に上げた3年以上の関りを持つ児童もいます。
そこに大きな差はなく、等しく皆には「勉強の簡単さ・楽しさ」を知ってもらって、その先のその児童の人生に暇が生まれて欲しいと思って学習支援を行っています。それを”祈り”と表現するのが一番しっくりくるなと思います。
自虐する人は、その物差しで他人も見る
芸人 バービー
「いやいや自分なんて・・・」と謙遜し、それが自虐に足を一歩踏み入れそうになった時にこの言葉を思い出します。
自分のここが苦手・嫌いと自分を蔑む物差しを持っているということは、相手にもその物差しを当てるということです。
自虐する方が気軽に使っていても、聞いている方は激重な空間になるので注意が必要ですね。
「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ!」というとある名(迷?)言にもちょっと被りますね。
「大丈夫って言葉の裏には、もうダメだ、不安だ、愛が欲しい、泣きそう、だとさ」
映画/デッドプール2/台詞
学習支援に限らずですが、人は「大丈夫?」と聞かれると「大丈夫!」と返事してしまいがちです。でもそういうタイミングで言われるのは大体「大丈夫!」=「だめかも、不安だ」な気がします。
自らを鼓舞するために言う大丈夫もありますが、こういう会話をしたときは「どう大丈夫で、何が不安かを共有しておく」とその後の進行もスムーズになり禍根が残らないですね。
あとは、何かのインタビューで、携帯内に残っていた亡き夫の写真を待ち受け画像にしてもらったおばあさんが言っていた「これで心丈夫だわ」という言葉。これがとても好きです。
柔らかさと強さ、寂しさと嬉しさなどがわかる素敵な言葉です。先ほどの不安や鼓舞の大丈夫とは違って、安心の意味での丈夫だと伝わります。
みなさんは「支えられている言葉」はありますか?
さて、
今日のお弁当は
・冷しゃぶ
・大根の煮物
・にんじんしりしり
でした。

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